陽菜向の通院日記

風邪で診せに行った病院で、別の病気が見つかりまして・・
子供専門の、病院に検査に行かなければ詳しいことは分からないらしいのですが・・
「水腎症」という、病名らしいです。

簡単に言うと、腎臓から腎盂を通過し、尿管ー膀胱ー尿道と通過していく、おしっこが
うまく流れず、どこかで逆流して、腎臓にたまってしまう病気です。
成長に従い、自然に治ってしまうケースが多いらしいのですが・・専門の検査をしなければならなくなりました
が、症状により、治療が必要な場合もあるみたいです。

最初の検査は、腎臓の機能を調べる検査でした。
眠らないと出来ない検査だったので、ちょっと大変でした・・
薬を使って眠らせたり、尿道に管を入れたり、陽菜向にとってはとてもつらい検査でした。
結果は、大きく肥大した、右の腎臓もなんとか機能していましたので、一安心でした。
左の腎臓に関しては、全く問題は無いようです。

次の検査は、膀胱に造影剤という薬?を入れて、レントゲンで
膀胱からおしっこが逆流しているかどうかを調べる検査をしました。
結果・・両方の尿管に膀胱からの逆流が見られるとのことでした・・

その検査直後、40度近い熱を出し、即入院
「尿路感染症」と言う、膀胱から尿が逆流している水腎症の患者が起こしやすい病気らしいです。

その入院中に専門医の診察があり、検査の結果を聞かされました
逆流だけなら、様子を見ながら自然に治るのを待つらしいのですが、
陽菜向の場合・・右の腎臓から膀胱までの尿管が屈曲しているらしく
どこをどう通っているのか今までの検査では分からない・・
手術をして、直さなければならないと言われました・・
手術と聞いたときは、目の前が真っ暗になりましたが、それで治るならと、自分に言い聞かせ
何とか、取り乱すのをこらえました。

しかも、かかっている病院では、手術が出来ないので、他のもっと設備の整った病院に行くことに・・・

いままで、検査をしてきた病院も、地元では知らない人はいないと言うほど大きくて、
設備の整った病院だっただけに 、事の重大さに気づくまでに、時間はかかりませんでした。

退院後、紹介された病院へ診察に行きました。

大きな病院だけあって、かなりの患者の数です・・
実は、私自身高校の時この病院に通院していたことがあったのですが・・

ここの病院では、どんなことを言われるのか・・とても心配して診察を待っていたのですが
担当の医者の話では・・・

「膀胱からの逆流に関しては、もう一度検査をして、その結果次第では様子を見ましょう」とのことでした。
一番心配だった、尿管の屈曲に関しては、
「右の腎臓の出口が小さくて、尿を排出しきれないために、腎臓が大きくなっていて、
大きくなった腎臓が、尿管を曲げているだけです」 とのことでした・・・
「膀胱からの逆流を止める手術と腎臓の出口を広げる手術を同時にするのは大変なので、
逆流については、検査結果をまってなるべく自然に治るのを待ちましょう」
「腎臓の出口を広げる手術だけなら、患者の負担も軽いですし、難しい手術ではありませんから」
と言われて、「ほっ」としました。

そんなわけで、治療に向けて、前向きに生活していける自信につながる検査結果でした。

そんな陽菜向の体調もすこぶる快調で、毎日ニコニコ笑って、はしゃぎまくってます。

最後に、自分の子供の病気を、ホームページで公表するのはとても、迷いましたが・・
私自身、病気を知ったとき、同じ様な病気を記録した、個人のホームページの情報が、とてもありがたかったので
ここで書いたことが、他の患者さんの役に立ったり、励みになったりしたら嬉しく思い、書かせていただきました。

今後も、この病気について、気づいたところがあれば、書いていきます。

2002年4月
山田尊弘